車日記(2001年10〜12月)
2001/12/31
車関係の箱の整理中に、BRIDEのレカロアダプターを発掘する。まあ、いつか使うかもわからんし、取っておこう。

2001/12/28
バイト帰りにtomoさんから電話。筑波のジムカーナ場を借り切っての練習会、みたいなものがあるんだけどどう?と誘われる。さんざん迷ったあげく、車に関する融通はかなり効くしシティとダブルエントリーでもOK、という言葉に押されてエントリー決定。とりあえずAWでエントリー。心配なのはやっぱり雨漏りである。

2001/12/27
久しぶりに色々やる。まずは、ステアリングラックハウジンググロメットの交換。ゆっけを呼び出しつつ、前をジャッキアップしてメンバーを外す。さらにボルトを外せば交換できるのだが、最後のボルトの一本が異常に固い。フォースを使いつつ何とか外して、ステアリングラックをちょっとずらし、グロメットを交換。交換前のそれはそれほどひどい状態にはなっていなかったが、左右対称であるはずのものが左右対称じゃなかった。って、ここまで変形してれば十分ひどいな。後は戻すだけなのだが、例の固かったボルトが普通の力じゃ入ってくれない。よく見ると、どうやらネジが斜めに突っ込まれていたようだ。こりゃインパクトか何かで無理矢理斜めに叩き込まれたかなあ。ネジ山を修正しないとどーにもならん。私はそういう工具は持っていないので、仕方なくそのまま斜めにボルトを入れて終了。ワッシャーが遊んでるのが何とも言えないが、今はどーにもならんし。

続いて油温計をマウント。ブースト計の反対側の、ライトのスイッチがある壁に取り付ける。幸い、ウインカーレバーとも干渉しなかったので、壁の一番下に付けてしまう。メーターホルダーが少々はみ出したが、特に目立たないのでそのまま。配線その他は、ギボシの分岐などを買いに行くのが面倒だったので保留。熱電対はカーステの下の空きDINスペースに放り込んだだけ。本当にマウントしただけでこの作業は終了。まあ、そのうちやる気になるだろう。

さらに、シフトレバーの底のブッシュを交換。センタートンネルを外してシフトケーブルを切り離して、シフトレバーを台座ごと取り外し、さらにレバーを分解。リターンスプリングのグリスに悩まされながら、シフトレバー底の器の中のブッシュを交換する。別段、ブッシュが変形していたと言うことはなかった。さらに、セレクティングベルクランクのブッシュも、と思ったが、そこまで分解するのが面倒になったので、どーせブッシュと言ってもプラスチックのカラーだし交換しても意味ないべ、と理由を付けてこっちはやらないことにする。

ここで、シフトレバーが底の器だけで台座ぶら下げられている、という構造に目を付け、器と台座の間のネジにワッシャーを噛ませば、シフトレバーの位置を下げられるんじゃないか、と考える。それならワッシャーがたくさん有るよ、と言うことなので、最低限のものを組み付けてゆっけんとこの駐車場に移動。実際にボルト一本当たり5枚ワッシャーを噛ます。が、シフトレバーを動かすと、器の更に中にある器が派手にボコボコ動いている。……。どーやらこの動いているヤツを台座で押さえている構造のようだ。そこに隙間ができてしまったために、中身が動いてしまっているのだろう。台座の裏を見ると、その形に跡が付いていたし。と言うわけで、この計画は失敗。ワッシャーだけじゃなくて、何かアダプタのようなものを作らなければ話にならないようだ。図面を起こそうとも思ったが、ゆっけの面倒と言う言葉と、どーせすぐにアクセスできるんだから、と言う理由でこれまた保留。まあシフトのポジションはすげー変えたいってわけではないし。

その後、シフトレバーとセンタートンネルを元に戻したら、ブースト計が動かなくなった。センタートンネルを外すと元に戻ったので、ホースが潰されているのだろう。とりあえず、センタートンネルをネジ止めしないで浮かせたままにして、一時しのぎ。センタートンネルに熱電対を通すことも考えて、配管の通り道をもう一度考えなければ、である。さらに久しぶりに洗車。の前に、やけに前輪が潰れているのを見つけ、空気圧を測ると1キロ台前半だった。そいえば、前輪を純正に戻して空気を入れてなかったっけ。と言うことで、1.8キロぐらいまで空気を足す。今まで洗車すると必ずシートが濡れたのだが、窓に向かって下から水をかけないようにしたら大丈夫だった。圧着力が弱いのはよろしくない、と思っていたが、下から雨がものすごい勢いで飛び込んでくるわけじゃないんだし、で納得する。今度からは上から水をかけるだけにしておこう。

後にチョロっと走った限りでは、グロメット交換の効果はそれほど劇的なものではなかったように思う。ステアも確かに応答性は良くなり、ニュートラル辺りの怪しさがなくなったようには思うが、前輪の空気圧が適正になったため、という線も十分考えられる。ただ、下りの段差でステアを取られなかったのには驚いた。やはり今まで、段差の突き上げでステアリングラックが固定されずに踊っていた、と言うことだろうか。まあ、これを直すために実行したと思っても、十分だろうか。シフトレバーブッシュの方は交換の効果がなかったに等しかった。

2001/12/17
学校帰りに地下鉄で立場まで行ってビスタに寄る。本来届くはずだったものに加えて、遅れるはずだったグロメットも入荷していた。これは嬉しい誤算だ。セレクティングベルクランクのブッシュは、ゴム製ではなくプラスチックっぽかったので、ブッシュと言うよりはカラーだった。これは交換しても余り意味がないかもしれん。

2001/12/15
ディーラーから届いていますの電話があったらしい。いずれ、取りに行かねば。

2001/12/13
注文していた部品を取りに立場のビスタへ。ところがどっこい、発注システムの入れ換えの所為か定かではないが、部品がまだ届いてないらしい。ないものはしょうがないので、入ったら留守電にその旨を入れて貰うようにしてすごすご退散。まあ、それほど急いでるわけじゃないから良いんだけどね。

その後は暇だったので、ブックオフに行ったついでに平塚のアプガレ、129と246が分かれるところにある車の本屋、Uop-netと梯子。アプガレは、移転したばっかりだしまあこんなもんだろう、と言った具合。本屋は輸入物の優しい整備マニュアルのような感じの書籍を扱っていた。AWのもあったが5k弱だったので保留。Uop-netは、開店したばっかりだしまあこんなもんだろう、と言った具合。立地条件が悪いと言うか、どこに有るかがすごくわかりにくいのが残念だ。

2001/12/12
昨日に続き、今度は家のEPで車探しに出動。少々うろついた結果、ディーラーでまだ値札も付いていないEP82白3ドア5速のSを発見。ソレイユと違ってタコ付き5速でシートも上等、しかも、入庫したばっかりで掃除してないにも関わらず普通より綺麗で、年式の割にディーラー保障付きと言う文句なしの状態。猫罰氏はとりあえず今日は決めないで1日頭を冷やして考えよう、と言う方針だったはずなんだが、取り置きはしないと言うことだったため、自分と店員さんと言うか所長さんとで押して15分で即決。猫罰氏曰く、にやけるのを抑えるのに必死だったそうな。

2001/12/11
猫罰氏の次の車を見に行くのの足として駆り出される。と言っても授業があるので、その前にAWで猫罰氏宅へ。ちょっと時間に余裕があったので、アース強化に使用していたケーブルやらターミナルやらギボシやらを頂戴し、さらに廃車確定の92レビンのリアスポもAWにポン付けと聞いていたので無理矢理外して頂戴するが、それを積んでうろつくのもアレなので帰りに引き取ることにする。

猫罰氏宅に戻って、リアスポを積み込もうとする前に実際にトランクにあわせてみると、純正の穴より内側にボルトが来てしまうことに気づく。しかも、トランク側はちょうど骨のある部分。トランクの表面の板一枚あるではない。と言うことは、取り付けるのにはその骨を剥がすなりどーにかして、表面に穴を開けて、ってことになる。これは非常に面倒だ。……。と言うわけで猫罰氏には申し訳ないが、やっぱいいやモード発動。結局、ケーブルだけ戦利品として頂戴して帰宅する。

2001/12/10
学校から帰ってきた後、AWで再び調布へ行くついでに立場のビスタへ。顔と名前を覚えられていた。何というか、複雑な気分だ。今回はシフトノブの底のブッシュ(150円)、セレクティングベルクランクのブッシュ(150円)を二つ、さらに今をときめくステアリングラックハウジンググロメット2種(500円と560円)を注文。しかし、グロメットのひとつがメーカー発注だった。やっぱり流行っているってことだろーか。それ以外は在庫があるようだったので、その分だけ13日に取りに行くことに決定、そそくさと退散する。

2001/12/07
「AW11 parts catalog」かなんかで検索して出てきたところにあった、AWの純正パーツカタログ、と言うよりパーツリストをまとめて、と言うより根気よく学校でダウンロード。インデックスをちょっと整形して、ローカルでも違和感なく使えるようにする。まとめたら7MB弱だったので家にも送る。左ハンドル仕様なのはしょうがないが、これはこれで有り難く使わせて頂こう。

2001/11/24
tomoさんが購入したGA2シティに乗せてもらう。シティと言ってもまんまジムカーナA車両で、本当にバキバキ言っていて、下手なステアの持ち方をすると手首や肘をやっちまうんじゃないかってぐらい効くクスコのLSD、オーリンズのショックとジムカーナ用と思われる車高変化なしのクソ固いバネの組み合わせで、人間ハンチングを誘発するような固さながら、ワインディングでは全く上体が振られずに吸い付くように走れる足、低回転もトルクフルなのに加えて、バランス取りされてレッドゾーン前まで行ってもまだまだ回りそうな勢いで回るエンジン、止まることよりも荷重移動とサイドターンを重視したと思われるブレーキ、アイドリングの振動がモロに来る強化エンジンマウント、さらにブリッドのフルバケとモモステ、おまけにリアゲートを開けたところには全日本戦の競技車両を示すステッカー、と言った仕様。内装やエアコンは付いているものの、まさしく走るための車両だった。これで見かけはまるっきりノーマルなんだから恐ろしい。

車両としてスターレットとシティを比較すると、車重はまあどっこいどっこいとしても、車高とエンジンとリアシートの広さで言えばシティ、球数と値段とアフターパーツで言えばスターレット、と言ったところか。確かにシティの戦闘力は凄まじいが、タイヤサイズが175/60R13と特殊なところが非常に痛い。14インチにするにしてもタイヤがないと言う有様。スターレットならば流用だってやり放題だ。戦闘力は、ターボならば勝負になる、と言ったところだろうか。自然吸気ならば、エンジンに手を入れてどっこいどっこい、ぐらいだろう。かなりの憶測だが。

そんなシティのタイヤを探しがてら、三鷹のバックス、府中と町田のアプガレと梯子。その最中、ブリッドのセミバケが有ればなあ〜てな話になったので、我が家へ行って座椅子どころか布団置き場と成り下がっていたシートをドナドナ。まあ、値段分は使っただろうし、このレカロから前のブリッドに戻すこともあり得ないだろうし、と言ったところである。その後は、AWと2台体制でブラブラ。車を交換して戸塚カントリーを流したりする。tomoさんは、AWはパワーが有るしハンドリングもマイルド、と言っていた。それほどマイルドだとも思えないんだけどなあ。普段乗ってる車が車だしなあ。慣れって怖いわ。

2001/11/21
リアブレーキの引きずりを改善しようとする。リアをジャッキアップしてウマをかけたぐらいのところでゆっけが登場。とりあえず、パーキングブレーキケーブルをキャリパー側のパーキングブレーキクランクから切り離してみる。と、ピンを入れる両者の穴がずれた。少々ケーブルが引っ張られていたようだ。もちろんパーキングブレーキレバー、つーかサイドブレーキは降ろしてある。……。サイドブレーキを降ろしてもケーブルにテンションが掛かっていた、と言うことは、いわゆる少々サイドを引いたままの状態で走っていた、と言うことだろうか。……。つまり、ブレーキをOHしてシリンダの動きが軽くなったってことは、ブレーキを効かせるために必要な力も少なくて良いってことで、OH前の固かったブレーキでしっかりサイドが効く、ってぐらいの力をOH後のブレーキに掛けたら、そりゃ力を掛けすぎになるわな。

と言うわけで、サイドブレーキの調整を行う。が、その場所を勘違いして、シートを外してサイドブレーキレバー横のパネルを外してみたり、センタートンネルを外そうとしてみたりとやる私。アホか。今度はちゃんと修理書を見て下に潜り、丁度レバー下ぐらいのアンダーパネルのボルト6本を外すと調整用のネジとご対面。自分では軽すぎじゃないか、と思えるゆっけのこんなもんじゃない?という所にする。自分のはサイドブレーキレバーのすぐ後ろで調整できるのに、こんなところに有るなんて大変な車だ、とゆっけに言われるが、その代わりにリアストラットアッパーに簡単にアクセスできるから、と負け惜しみ。アンダーパネルにサイド調整用の窓を開けると言う話もよくわかるわ。これじゃ。

さらに、Pバルブの分解も行う。Pバルブをいじるのは危険だと言う意見も耳にするが、急ブレーキ時に速攻で前がロックすることの方が危険だと考える私はこっちを選ぶ。フロントトランクに新聞紙を敷き、Pバルブを分離。このために購入したバイスに挟み、22mmのコンビネーションレンチで分解を試みる。バイスが浮いてしまったりPバルブ本体が回ってしまったりして一筋縄では行かなかったが、Pバルブを思い切り固定し、バイスに自分も乗ってレンチをほぼ100%の力で回してやっとこ緩む。ふう、ナメなくて良かった。インパクトがあったらもっと楽チンだったんだろうけど。後は中のスプリングを取り出して、元に戻してエア抜きをして終了。前に出てきた茶色いフルードはちょっと出たら出なくなったらしい。フルード漏れもなかったし、リアキャリパーをもう一回OH、なんて羽目にならなくて良かった。ほんと。

その後、飯を食いに行きがてらにテスト。とりあえず、サイドで坂道に止まってくれてホッとする。Pバルブの方はそれほど劇的には体感できなかったが、後ろ足で踏ん張るような止まり方にはなったようだ。前よりも制動距離が短くなった気がするのは気のせいだろうか。今度は試しに荷重移動もへったくれもない急ブレーキを踏むと、左前があっさりロック。……。まあ、ロックする確率は減っているだろうし、前の方がタイヤサイズが小さいから良しだろう。後は前のめりになるブレーキも試して、リアがロックしなければ言うことなし、である。

2001/11/19
授業が午前中に終わったので、散歩がてらに東宝大工センターへ。目を付けておいたバイスを買おうと思ったが、持った感じで8kgはあろうかというそれを電車で持って帰ることを想像してメゲる。かといって、今買わなかったら次に買いに来るのはいつになるかわからないので、矢野口経由でとっとと帰ってAWで再び参上。バイス(3k強)と、たまたまあった片側が17と19の両口ラチェットで反対側が尖り気味の棒になった、名前のよくわからんヤツ(1k弱)を購入する。

ついでに、駐車場でブローバイホースの内径を測定。キャッチタンクに使うジョイントを買おうとしたが、ホースの内径に一番近い11.3mmの関係のヤツがほとんどない。しょうがないので、狛江のユニディでも行ってみるかと場所を組長に聞こうと電話をすると、いつの間にか一緒にJに行くことになっていた。結局、Jも同じようなラインナップでこりゃハンズ頼みかという結論に達する。その後は組長の所用と暇つぶしを兼ねて、東宝大工センターと府中のアプガレを梯子。まさか一日に3回も東宝大工センターに行くことになるとは思わなんだ。

2001/11/15
明日の輪講の準備ができていないというのに、あおさんに連れられてJマートまで出陣。私はオイルキャッチタンクをどうやって作るか色々と考えながらブラブラ。あおさんは買ったオイルフィルターを、オイルがだばだばこぼれるのも気にせずその場で交換。エレメント移動キットは、ジャッキアップも潜ることもせずにオイルフィルターを交換できるのが羨ましい。といってもAWでそれができるスペースがあるかはわからんが。トラストのだとセンサーの取り出し口もエレメント側なのが良い。エコノフィッティングは信用ならんが、そこはアールズをオゴれば良いし、油温計を付ける時はこれを導入、という路線になるだろう。

2001/11/08
昼頃から左後輪のチェックをする。昨日の帰りに、左後ろから金属の擦れるようなチャキチャキ音がしていたので、やる気ゲージはかなりなかったが、いずれはやらなければ行けないことと考えて、リアをチョロっとジャッキアップ。ホイールを揺すってもガタはないので、ハブベアリングではなさそうだ。サイドブレーキを下ろしてホイールを回してみると、ちょっと重い。つーか、かなり抵抗が有る。パッドがかなり擦っているようだ。右も少々抵抗感がある。……。そいえば最近、サイドブレーキを引いたときのノッチ数が減ってたっけ。サイドを下ろしていても完全にブレーキがフリーになってなくて、サイドが引きずられている状態になってる、とか考えられるよーな。ひょっとして、リアのOHしたときにヘマをしたんだろーか。

その後も暇だったが、やっぱりやる気ゲージが乏しかったので、AWでブラつくついでにストレートへ行く。が、着く直前になって財布の中身が寂しいことに気が付く。しょうがないので、リアキャリパーのピストン戻し用の四角いヤツなどを購入。タイロッドエンドセパレータも欲しかったが、今のところ使う予定はないので保留。

2001/11/07
学校でシートレールの再加工を行う。AWで出発、昼頃に到着。加工の前に組長を自模って、Jマートと府中のドラスタを梯子。私はクレのラバープロテクタントを購入。組長は組長で色々細々買っていた。なるほど、CD代がバイクに消えていくわけだわ。よくネタと気力と財力が続くなあ。

それからやっと本題。実家に帰っているあおさんのところの駐車場に駐車。その場でシートレールだけを外して工作室に持ち込み、フライス盤で長穴をさらに長く、という加工を組長にやってもらう。フライス盤の威力はすさまじく、粘土の固まりに刺した割り箸を横に動かす作業よりも簡単なんじゃないか、と思えるぐらい穴がみるみる広がっていく。フライス盤にレールを固定するのには少々手間取ったが、4ヶ所すべてを加工して、掃除までして1時間少々で終了。やっぱり文明の利器というものはハンパじゃない。組長と別れた後、その足でAWに取り付け。なるべくシートが左に寄るようにレールと合体、左のリクライニングダイアルを外して、センタートンネルに向けてタックルで押し込みつつボディに固定。今までよりも指一本強分ぐらいは左に寄ったように思うが、それでもまだステアのセンターより右寄り。まあ、これで首と脇腹の痛みからおさらばできれば御の字だろうか。

その後、部室に行くついでに動きが渋いラチェットハンドルを持っていく。隙間から5-56を流し込むと、これでもかと言うぐらい出てくる茶色い液体。もちろんサビだ。ko-kenのWebページを見ると単純そうな構造だったので、バラしてみると案の定サビサビ。ガッツが続く限り5-56を吹いて拭いてを繰り返す。完全にサビを取るところまでは行かなかったが、動きはスムースになったので良し、だろう。小さいバネをどこかに飛ばして探し回るのはお約束。

2001/11/01
昼を過ぎた辺りから、まずはシートをまたレカロに交換。とっとと終了。今までさんざん勘違いしてきたが、改めて付いたシートを見てみると、左のリクライニングダイアルがセンタートンネルに当たるところまで寄るようにレールを作ったようで、ダイアルを外してしまえば、左の太股のサポートが干渉するまでの指一本ぐらいは左に寄りそうな雰囲気だった。今までさんざんマヌケなことを言っていたけど、どうしよう。もう一回、組長に加工の依頼をしようどーか。続いて工具箱の入れ換え。金属工具箱は中に入っていたゴミを出して、普段使わないもの以外を放り込み、普段使わない物は前の工具箱に入れて車から降ろす。ロングメガネが長すぎて今度の工具箱からはみ出したのはご愛敬。

2001/10/28
バイト後、ゆっけがTSPECTで買ったEG6の輸出用ヘッドライトの配線をやる。ユニット自体はマウントしたが、配線の方は取り説もなく、よくわからんかったらしい。配線は、ボディ側のランプのコネクタが一つ、ライト側のコネクタとアース線が二つ、赤線でヒューズが付いた丸端が二つ、と言った具合で、後はコイルと書かれたユニット、ダイオードのマークの入ったユニットが繋がっていた。コイルからはそれら全部の配線が出ていたことから、ボディ側のコネクタに来た信号を、コイルと書かれたユニットで今度のヘッドランプで使えるようにドライブするものと判断。ダイオードはよくわからんかったが、逆流防止のおまじないだろうか。取り回しは楽とは言えないが、赤をバッテリーに直で繋いで、他もそれっぽく繋ぐとばっちり点灯。ライトはR32のそれと超そっくりと言うか、ローが丸でハイが四角というユニットの形まで全く同じだった。

2001/10/24
朝、ゆっけを呼び出し、前ホイールの交換。大した作業ではないが来てくれとお願いしたら来てくれると言うので、その言葉に甘えることにした。家の裏においてあった純正ホイールを持ってきておいて、サクサクと前をジャッキアップ。あっと言う間に交換終了。さっさとゆっけは帰って行った。すまんのう。タイヤ交換の効果はかなり大きかった。ステアは驚くほど軽くなったし、ブレーキもしっかり止まるようになった。と言っても、それまでのタイヤが太すぎかつ山がなさすぎだっただけなんだけど。

その後、タイヤ交換の効果を見ながら、途中で曲がるところを間違えて銀座に迷い込んでひどい目に遭いつつ、組長の寮へ。組長がバイクをいじる中、こちらも少々AWをいじる。まずは、高回転時にビビリ音を発すると思われる、リアウインドウ下のパネルの裏にスポンジテープを貼る。それを外してテープを貼って元に戻すだけなのでこれは難なく終了。高回転時の後ろからのビビリ音は、軽減はしたがなくなってはないようだった。どうやら他のものが共振しているか、音が籠もって丁度うるさくなっているかのようだ。これ以上はもう一度原因を探すところからだろうか。続いて、持参したサンクのレールをレール単品でボディに合わせてみて、組長と加工について相談しようとする。が、レールを付けてアダプターをあわせてみると、これ以上シートを左に動かすのはフレームが邪魔で不可能だと言う結論に。サンクのレールもギリギリになるように作ってあったのね。すまぬ。フレームが邪魔なのはどうにもならない。これは我慢するしかなさそうだ。他にも、Bピラーの外側のモールが剥がれるのを両面テープでどうにかしたりした。その後あおさんとも合流、秋葉原へ買い出しに連れて行かれる。

買い出し終了後、解散。私は御影氏に電話するが届かない。パーキングメーターにAWを止めて店に行ってみてもやっぱり居なかった。どうしようかなと思いつつ、パーキングメーターに金を払ってすぐに移動するのもしゃくなので1時間ほど労働(爆)。AWに戻ると64分超過になっていた。ちゃんと金を入れたんだけどなあ。金入れるだけじゃダメなんだっけ。なんか損した気分だ。そこから御影氏の部屋へ行って、貸していた配線図集やエンジンチューンの本を発掘するべく氏の実家へ拉致。足の踏み場がないどころか、一歩進むたびに物を除けなければならない氏の部屋を見た私の第一声は、たけし城よりも難攻不落だ、だった。結局、2時間ほどかけてあちこちをほじくり返し、目的のブツを発掘。氏はその過程で出てきたものの中から必要な物を持って帰り、私は工具箱等を頂戴する。工具箱は観音開きで鉄製のもので、私の欲しかったタイプの物であり、蓋にTURBOと印刷されているのがアレだったが、非常に有り難かった。後はAWで少々流しに行った後、荷物を何とか積み込んで秋葉原に帰還する。意外と荷物が乗るもんだなと思いつつ、意外と荷物が乗らねえなあとも思った。

2001/10/17
ゆっけを連れて、ブレーキフルードを買いに行ったり、オイル交換をしに行ったりする。フルードは山手台のグランドスラムでWAKO'SのDOT-4を購入。オイルは大和のバックスでelfの5W-30のヤツを入れてもらう。オイルは春から引っ張った割に、交換後の違いがイマイチわからなかった。距離も5000キロ以上ぐらいは走っていたのだが、それだけ純正がグッドということなんだろうか。

2001/10/03
ゆっけのとこでブレーキホースの交換やらをやる。その前に、前のタワバをそれほど突っ張らないようにしたり、Pバルブ外しを試みたりする。Pバルブはブレーキの液圧が上がると、後ろ側の圧がそれほど高くならないように制限して、ブレーキ時に後輪がロックするのを防止するものであるが、いきなりブレーキを踏んだときに前輪がロックするのがイヤだったというか、強くブレーキを踏んだときに前のめりになるのがイヤだったというか、そんな感じだったので、リアがもっと仕事をしてくれればと考えた。Pバルブをブレーキラインから外して分解を試みようとしたものの、でっかいボルトを外すだけの力を加えるのにそれを固定するものがなく断念。バイスぐらい買っとけばよかったなあと思いつつ元に戻す。ただ、Pバルブ自体を改造しなくても、10mmのフレアナットがくっつくホースでバイパスしたり、そのついでに調整式のPバルブを導入するのも有りかな、と思った。こぼれたフルードを洗い流すついでにボンネットの底も水洗いして溜まっていたゴミをドレンから流し、さらに半分固まったサビチェンジャーに苦労しつつサビ供養を行う。これができただけでもまあ有意義だったかもしれん。

続いてブレーキホースに取りかかろうと、フロアジャッキを入れるのに苦労しながら前をジャッキアップ。と、前のストラットが落ちる。……。タワバを外したまんまってことはアッパーマウントのナットが全部外れているってことだから、そりゃ落ちるわな。これは意外な盲点だった。ナット2本止めの純正から4本全部を使う社外品のタワバを交換した弊害がこんな所に、って自分がマヌケなだけだったんだけど。やっちまったものはしょうがないので、意外に手間取ったもののストラットを再びマウント。本題のブレーキホース交換に取りかかる。

まずは左から、ショックのシェルケースからホースを外し、キャリパーからも外してボディ側のフレアナットを緩めて〜と行こうとしたものの、このフレアナットが異常に固い。一回緩めれば後は指で回るのが普通だが、しっかりレンチをかけないと回ってくれない。何かおかしいなと思いつつホースを外し、メッシュのホースを付けようとしたところ、なぜかネジが入ってくれない。と言うか、ネジ山同士が当たってくれないように見える。メッシュのホースに付いていたメクラ蓋はゴムホースに入ったので、ネジの径が違うと言うことはないが、ゴムホースのネジが少々削れているようだ。心なしか、フレアナットがサビているようにも見える。サビでフレアナットが膨らんでるのか?こうしている間にもフルードはどんどん垂れてくる。どう頑張ってもネジが噛み合う気配がない。……。結局、今日はいろんなトラブルがあったのでガッツが底を尽き、ゴムホースを付けなおすことに決定し、そのように実行。そのとき、ホースとボディ側のステーを合体させ、配管を少々持ち上げながらやると入ったので、ネジの角度がしっかり合ってなかった可能性もあることが発覚。もう一回挑戦しようかとも考えたがやっぱりガッツなし。これは後日リベンジだな。

後は前後のブレーキのエア抜きをして終了。後ろのフルードが左右とも赤茶け気味だったのがのが非常に気になるところだ。これってやっぱりサビですか?フロント側のフルードは正常だったし、キャリパーをOHしたときはこういうことがなかったし、Pバルブを外したときは普通の色のフルードがちゃんと出ていた。ということは、左右のキャリパーが同時にサビて来たか、リア用の配管にサビが来たか、だろうか。キャリパーOHの仕方には特に問題はなかったと思うんだが、如何せん自信がない。これは配管の交換を要するのだろうか。だとしたら非常に面倒なんだが。

その後は久しぶりに洗車し、飯を喰らいに行きつつ、少々流しに行く。重くなったシフトノブはやっぱり使いやすい。今までは、回転数が合っていても少々力を加えなければギアが入ってくれなかったが、押し込む感覚がないぐらいのほんのちょっと手を乗せているような状態でも、回転数が合ったところで自然にスッコリと入る。シフトアップでもシフトダウンでもショックなく変速するのが楽になった。これは当分シフトノブはこれだな。しかしやっぱり、長くなったストロークと、ノブが入りきらずに見えているネジ山が何とも言えない。いっそのこと、その分をグラインダーかなんかでブッタ切ってしまおうか。シフトが少々重くなってもノブの重さでカバーできるから問題ないし、手首から先だけでシフト操作ができてくれると非常に嬉しいし、失敗したら社外品に逃げても良いし、である。