続いて油温計をマウント。ブースト計の反対側の、ライトのスイッチがある壁に取り付ける。幸い、ウインカーレバーとも干渉しなかったので、壁の一番下に付けてしまう。メーターホルダーが少々はみ出したが、特に目立たないのでそのまま。配線その他は、ギボシの分岐などを買いに行くのが面倒だったので保留。熱電対はカーステの下の空きDINスペースに放り込んだだけ。本当にマウントしただけでこの作業は終了。まあ、そのうちやる気になるだろう。
さらに、シフトレバーの底のブッシュを交換。センタートンネルを外してシフトケーブルを切り離して、シフトレバーを台座ごと取り外し、さらにレバーを分解。リターンスプリングのグリスに悩まされながら、シフトレバー底の器の中のブッシュを交換する。別段、ブッシュが変形していたと言うことはなかった。さらに、セレクティングベルクランクのブッシュも、と思ったが、そこまで分解するのが面倒になったので、どーせブッシュと言ってもプラスチックのカラーだし交換しても意味ないべ、と理由を付けてこっちはやらないことにする。
ここで、シフトレバーが底の器だけで台座ぶら下げられている、という構造に目を付け、器と台座の間のネジにワッシャーを噛ませば、シフトレバーの位置を下げられるんじゃないか、と考える。それならワッシャーがたくさん有るよ、と言うことなので、最低限のものを組み付けてゆっけんとこの駐車場に移動。実際にボルト一本当たり5枚ワッシャーを噛ます。が、シフトレバーを動かすと、器の更に中にある器が派手にボコボコ動いている。……。どーやらこの動いているヤツを台座で押さえている構造のようだ。そこに隙間ができてしまったために、中身が動いてしまっているのだろう。台座の裏を見ると、その形に跡が付いていたし。と言うわけで、この計画は失敗。ワッシャーだけじゃなくて、何かアダプタのようなものを作らなければ話にならないようだ。図面を起こそうとも思ったが、ゆっけの面倒と言う言葉と、どーせすぐにアクセスできるんだから、と言う理由でこれまた保留。まあシフトのポジションはすげー変えたいってわけではないし。
その後、シフトレバーとセンタートンネルを元に戻したら、ブースト計が動かなくなった。センタートンネルを外すと元に戻ったので、ホースが潰されているのだろう。とりあえず、センタートンネルをネジ止めしないで浮かせたままにして、一時しのぎ。センタートンネルに熱電対を通すことも考えて、配管の通り道をもう一度考えなければ、である。さらに久しぶりに洗車。の前に、やけに前輪が潰れているのを見つけ、空気圧を測ると1キロ台前半だった。そいえば、前輪を純正に戻して空気を入れてなかったっけ。と言うことで、1.8キロぐらいまで空気を足す。今まで洗車すると必ずシートが濡れたのだが、窓に向かって下から水をかけないようにしたら大丈夫だった。圧着力が弱いのはよろしくない、と思っていたが、下から雨がものすごい勢いで飛び込んでくるわけじゃないんだし、で納得する。今度からは上から水をかけるだけにしておこう。
後にチョロっと走った限りでは、グロメット交換の効果はそれほど劇的なものではなかったように思う。ステアも確かに応答性は良くなり、ニュートラル辺りの怪しさがなくなったようには思うが、前輪の空気圧が適正になったため、という線も十分考えられる。ただ、下りの段差でステアを取られなかったのには驚いた。やはり今まで、段差の突き上げでステアリングラックが固定されずに踊っていた、と言うことだろうか。まあ、これを直すために実行したと思っても、十分だろうか。シフトレバーブッシュの方は交換の効果がなかったに等しかった。
その後は暇だったので、ブックオフに行ったついでに平塚のアプガレ、129と246が分かれるところにある車の本屋、Uop-netと梯子。アプガレは、移転したばっかりだしまあこんなもんだろう、と言った具合。本屋は輸入物の優しい整備マニュアルのような感じの書籍を扱っていた。AWのもあったが5k弱だったので保留。Uop-netは、開店したばっかりだしまあこんなもんだろう、と言った具合。立地条件が悪いと言うか、どこに有るかがすごくわかりにくいのが残念だ。
猫罰氏宅に戻って、リアスポを積み込もうとする前に実際にトランクにあわせてみると、純正の穴より内側にボルトが来てしまうことに気づく。しかも、トランク側はちょうど骨のある部分。トランクの表面の板一枚あるではない。と言うことは、取り付けるのにはその骨を剥がすなりどーにかして、表面に穴を開けて、ってことになる。これは非常に面倒だ。……。と言うわけで猫罰氏には申し訳ないが、やっぱいいやモード発動。結局、ケーブルだけ戦利品として頂戴して帰宅する。
車両としてスターレットとシティを比較すると、車重はまあどっこいどっこいとしても、車高とエンジンとリアシートの広さで言えばシティ、球数と値段とアフターパーツで言えばスターレット、と言ったところか。確かにシティの戦闘力は凄まじいが、タイヤサイズが175/60R13と特殊なところが非常に痛い。14インチにするにしてもタイヤがないと言う有様。スターレットならば流用だってやり放題だ。戦闘力は、ターボならば勝負になる、と言ったところだろうか。自然吸気ならば、エンジンに手を入れてどっこいどっこい、ぐらいだろう。かなりの憶測だが。
そんなシティのタイヤを探しがてら、三鷹のバックス、府中と町田のアプガレと梯子。その最中、ブリッドのセミバケが有ればなあ〜てな話になったので、我が家へ行って座椅子どころか布団置き場と成り下がっていたシートをドナドナ。まあ、値段分は使っただろうし、このレカロから前のブリッドに戻すこともあり得ないだろうし、と言ったところである。その後は、AWと2台体制でブラブラ。車を交換して戸塚カントリーを流したりする。tomoさんは、AWはパワーが有るしハンドリングもマイルド、と言っていた。それほどマイルドだとも思えないんだけどなあ。普段乗ってる車が車だしなあ。慣れって怖いわ。
と言うわけで、サイドブレーキの調整を行う。が、その場所を勘違いして、シートを外してサイドブレーキレバー横のパネルを外してみたり、センタートンネルを外そうとしてみたりとやる私。アホか。今度はちゃんと修理書を見て下に潜り、丁度レバー下ぐらいのアンダーパネルのボルト6本を外すと調整用のネジとご対面。自分では軽すぎじゃないか、と思えるゆっけのこんなもんじゃない?という所にする。自分のはサイドブレーキレバーのすぐ後ろで調整できるのに、こんなところに有るなんて大変な車だ、とゆっけに言われるが、その代わりにリアストラットアッパーに簡単にアクセスできるから、と負け惜しみ。アンダーパネルにサイド調整用の窓を開けると言う話もよくわかるわ。これじゃ。
さらに、Pバルブの分解も行う。Pバルブをいじるのは危険だと言う意見も耳にするが、急ブレーキ時に速攻で前がロックすることの方が危険だと考える私はこっちを選ぶ。フロントトランクに新聞紙を敷き、Pバルブを分離。このために購入したバイスに挟み、22mmのコンビネーションレンチで分解を試みる。バイスが浮いてしまったりPバルブ本体が回ってしまったりして一筋縄では行かなかったが、Pバルブを思い切り固定し、バイスに自分も乗ってレンチをほぼ100%の力で回してやっとこ緩む。ふう、ナメなくて良かった。インパクトがあったらもっと楽チンだったんだろうけど。後は中のスプリングを取り出して、元に戻してエア抜きをして終了。前に出てきた茶色いフルードはちょっと出たら出なくなったらしい。フルード漏れもなかったし、リアキャリパーをもう一回OH、なんて羽目にならなくて良かった。ほんと。
その後、飯を食いに行きがてらにテスト。とりあえず、サイドで坂道に止まってくれてホッとする。Pバルブの方はそれほど劇的には体感できなかったが、後ろ足で踏ん張るような止まり方にはなったようだ。前よりも制動距離が短くなった気がするのは気のせいだろうか。今度は試しに荷重移動もへったくれもない急ブレーキを踏むと、左前があっさりロック。……。まあ、ロックする確率は減っているだろうし、前の方がタイヤサイズが小さいから良しだろう。後は前のめりになるブレーキも試して、リアがロックしなければ言うことなし、である。
ついでに、駐車場でブローバイホースの内径を測定。キャッチタンクに使うジョイントを買おうとしたが、ホースの内径に一番近い11.3mmの関係のヤツがほとんどない。しょうがないので、狛江のユニディでも行ってみるかと場所を組長に聞こうと電話をすると、いつの間にか一緒にJに行くことになっていた。結局、Jも同じようなラインナップでこりゃハンズ頼みかという結論に達する。その後は組長の所用と暇つぶしを兼ねて、東宝大工センターと府中のアプガレを梯子。まさか一日に3回も東宝大工センターに行くことになるとは思わなんだ。
その後も暇だったが、やっぱりやる気ゲージが乏しかったので、AWでブラつくついでにストレートへ行く。が、着く直前になって財布の中身が寂しいことに気が付く。しょうがないので、リアキャリパーのピストン戻し用の四角いヤツなどを購入。タイロッドエンドセパレータも欲しかったが、今のところ使う予定はないので保留。
それからやっと本題。実家に帰っているあおさんのところの駐車場に駐車。その場でシートレールだけを外して工作室に持ち込み、フライス盤で長穴をさらに長く、という加工を組長にやってもらう。フライス盤の威力はすさまじく、粘土の固まりに刺した割り箸を横に動かす作業よりも簡単なんじゃないか、と思えるぐらい穴がみるみる広がっていく。フライス盤にレールを固定するのには少々手間取ったが、4ヶ所すべてを加工して、掃除までして1時間少々で終了。やっぱり文明の利器というものはハンパじゃない。組長と別れた後、その足でAWに取り付け。なるべくシートが左に寄るようにレールと合体、左のリクライニングダイアルを外して、センタートンネルに向けてタックルで押し込みつつボディに固定。今までよりも指一本強分ぐらいは左に寄ったように思うが、それでもまだステアのセンターより右寄り。まあ、これで首と脇腹の痛みからおさらばできれば御の字だろうか。
その後、部室に行くついでに動きが渋いラチェットハンドルを持っていく。隙間から5-56を流し込むと、これでもかと言うぐらい出てくる茶色い液体。もちろんサビだ。ko-kenのWebページを見ると単純そうな構造だったので、バラしてみると案の定サビサビ。ガッツが続く限り5-56を吹いて拭いてを繰り返す。完全にサビを取るところまでは行かなかったが、動きはスムースになったので良し、だろう。小さいバネをどこかに飛ばして探し回るのはお約束。
その後、タイヤ交換の効果を見ながら、途中で曲がるところを間違えて銀座に迷い込んでひどい目に遭いつつ、組長の寮へ。組長がバイクをいじる中、こちらも少々AWをいじる。まずは、高回転時にビビリ音を発すると思われる、リアウインドウ下のパネルの裏にスポンジテープを貼る。それを外してテープを貼って元に戻すだけなのでこれは難なく終了。高回転時の後ろからのビビリ音は、軽減はしたがなくなってはないようだった。どうやら他のものが共振しているか、音が籠もって丁度うるさくなっているかのようだ。これ以上はもう一度原因を探すところからだろうか。続いて、持参したサンクのレールをレール単品でボディに合わせてみて、組長と加工について相談しようとする。が、レールを付けてアダプターをあわせてみると、これ以上シートを左に動かすのはフレームが邪魔で不可能だと言う結論に。サンクのレールもギリギリになるように作ってあったのね。すまぬ。フレームが邪魔なのはどうにもならない。これは我慢するしかなさそうだ。他にも、Bピラーの外側のモールが剥がれるのを両面テープでどうにかしたりした。その後あおさんとも合流、秋葉原へ買い出しに連れて行かれる。
買い出し終了後、解散。私は御影氏に電話するが届かない。パーキングメーターにAWを止めて店に行ってみてもやっぱり居なかった。どうしようかなと思いつつ、パーキングメーターに金を払ってすぐに移動するのもしゃくなので1時間ほど労働(爆)。AWに戻ると64分超過になっていた。ちゃんと金を入れたんだけどなあ。金入れるだけじゃダメなんだっけ。なんか損した気分だ。そこから御影氏の部屋へ行って、貸していた配線図集やエンジンチューンの本を発掘するべく氏の実家へ拉致。足の踏み場がないどころか、一歩進むたびに物を除けなければならない氏の部屋を見た私の第一声は、たけし城よりも難攻不落だ、だった。結局、2時間ほどかけてあちこちをほじくり返し、目的のブツを発掘。氏はその過程で出てきたものの中から必要な物を持って帰り、私は工具箱等を頂戴する。工具箱は観音開きで鉄製のもので、私の欲しかったタイプの物であり、蓋にTURBOと印刷されているのがアレだったが、非常に有り難かった。後はAWで少々流しに行った後、荷物を何とか積み込んで秋葉原に帰還する。意外と荷物が乗るもんだなと思いつつ、意外と荷物が乗らねえなあとも思った。
続いてブレーキホースに取りかかろうと、フロアジャッキを入れるのに苦労しながら前をジャッキアップ。と、前のストラットが落ちる。……。タワバを外したまんまってことはアッパーマウントのナットが全部外れているってことだから、そりゃ落ちるわな。これは意外な盲点だった。ナット2本止めの純正から4本全部を使う社外品のタワバを交換した弊害がこんな所に、って自分がマヌケなだけだったんだけど。やっちまったものはしょうがないので、意外に手間取ったもののストラットを再びマウント。本題のブレーキホース交換に取りかかる。
まずは左から、ショックのシェルケースからホースを外し、キャリパーからも外してボディ側のフレアナットを緩めて〜と行こうとしたものの、このフレアナットが異常に固い。一回緩めれば後は指で回るのが普通だが、しっかりレンチをかけないと回ってくれない。何かおかしいなと思いつつホースを外し、メッシュのホースを付けようとしたところ、なぜかネジが入ってくれない。と言うか、ネジ山同士が当たってくれないように見える。メッシュのホースに付いていたメクラ蓋はゴムホースに入ったので、ネジの径が違うと言うことはないが、ゴムホースのネジが少々削れているようだ。心なしか、フレアナットがサビているようにも見える。サビでフレアナットが膨らんでるのか?こうしている間にもフルードはどんどん垂れてくる。どう頑張ってもネジが噛み合う気配がない。……。結局、今日はいろんなトラブルがあったのでガッツが底を尽き、ゴムホースを付けなおすことに決定し、そのように実行。そのとき、ホースとボディ側のステーを合体させ、配管を少々持ち上げながらやると入ったので、ネジの角度がしっかり合ってなかった可能性もあることが発覚。もう一回挑戦しようかとも考えたがやっぱりガッツなし。これは後日リベンジだな。
後は前後のブレーキのエア抜きをして終了。後ろのフルードが左右とも赤茶け気味だったのがのが非常に気になるところだ。これってやっぱりサビですか?フロント側のフルードは正常だったし、キャリパーをOHしたときはこういうことがなかったし、Pバルブを外したときは普通の色のフルードがちゃんと出ていた。ということは、左右のキャリパーが同時にサビて来たか、リア用の配管にサビが来たか、だろうか。キャリパーOHの仕方には特に問題はなかったと思うんだが、如何せん自信がない。これは配管の交換を要するのだろうか。だとしたら非常に面倒なんだが。
その後は久しぶりに洗車し、飯を喰らいに行きつつ、少々流しに行く。重くなったシフトノブはやっぱり使いやすい。今までは、回転数が合っていても少々力を加えなければギアが入ってくれなかったが、押し込む感覚がないぐらいのほんのちょっと手を乗せているような状態でも、回転数が合ったところで自然にスッコリと入る。シフトアップでもシフトダウンでもショックなく変速するのが楽になった。これは当分シフトノブはこれだな。しかしやっぱり、長くなったストロークと、ノブが入りきらずに見えているネジ山が何とも言えない。いっそのこと、その分をグラインダーかなんかでブッタ切ってしまおうか。シフトが少々重くなってもノブの重さでカバーできるから問題ないし、手首から先だけでシフト操作ができてくれると非常に嬉しいし、失敗したら社外品に逃げても良いし、である。