その後、飯を食いつつ、みんなで三ヶ根に行く。参加者は、同期がS15ターボ、SWのNAジムカ仕様、セラのターボ、私のAW。途中から、同期の友人、ヴィッツRS1.3、アコードセダンSiR-Tが合流。純正マフラー装着率0%と言う状況だった。自分で運転する他には、SWの助手席に乗ったり、AWを運転して貰ったりした。
SWは、ポテンザジムカに前7k後12kの完全なジムカ足。バネが硬い割に突き上げがそれほどないところが、なるほどジムカショックだ。縮み側はそれほど硬くない。短い間だったが、普通に鼻が入っていって、普通に後ろがついてくる印象だった。足のおかげかSWのおかげかはわからないが、AWよりも素直そう、と言うのが正直なところ。オーナーはパワーが欲しいと言っていたが、下からしっかりトルクがあり、必要十分にあるな、と思った。
今度はAWを運転してもらうと、鳴りまくりなミッションには驚いていた。普通じゃないのか、やっぱり。ジムカをやっていただけあって、自分より速いペースで走るのだが、運転してる時では見えなかったことが色々見えた。まず、後ろ足の沈み加減。とにかくロールが激しい。後ろをもう少し固めれば、と言う意見は尤もだと思った。前後のバランスが悪いだけ、って話もあるが。続いて、この車はこんなに面白かったのか、と思った。鼻の入りがものすごいクイックで、その後の挙動の不自然なところが最高だ。ぼへーと流すだけじゃなく、ちっとは山に行かなきゃならんな、と実感した。
駐車場に止めて話をしていると、ふと、前のスモールランプが切れていることに気付く。しかも両方とも点いていない。まさか同時に切れるとは。玉が切れただけだったら良いんだが。まあ、これを機に明るいヤツに換えてみるかなあ。
その後も4名乗車で色々走るが、重さは感じるものの、非力さは感じないエンジン、鼻が入ってケツが付いてくるわかりやすく良く曲がる足、足下も広く座面もフラット、ヘッドレストも付いて余裕で寝れるリアシート等、前述のアンダーカバーがないことを除けば、不満は何一つなかった。個人的には、ペタっと落としてターマック仕様にしたい気持ちでいっぱいだった。しかし、F野氏のことだから、そーは行かないだろう。