さらに、他に人が居たのを良いことに、エンジンコンディショナーを吹き込む。木戸に「2〜3000ね」と伝え、オイルキャッチタンクのスロボ側ホースから、しつこいぐらいにコンディショナーを吹く。ある程度のところで終了したが、マフラーからはにおいは出るものの白煙は出てこなかった。まあ、おまじないみたいなもんだからな。
昼飯後、試走。すぐさま違いが体感できる。点火している音かわからんが、パリパリというノイズが耳に届いてくる。その分だけ、気持ちよく前に出る。定量化はできないが、段違いによくなったことは確実だ。つーか、交換前のプラグが、恐らく5年3万キロ以上使いっ放しの代物だったので、余計にそう感じるのだろう。遥か昔にプラグ交換をしたときは、ここまで劇的な変化を感じなかったが、当時、一番最初にエンジン周りでいじったのがプラグだった記憶がある。他の部分はヘタりきったままだったわけだ。今回は、プラグコード交換したり、グランド引きなおしたりと、それなりのことがやってあったわけで、やっぱ全体を見んと性能は引き出せんなあ、と思った次第。もちろん、至極当然である。
途中、152に入った辺りで、突然4速に入らなくなる。なんじゃこりゃ&なんでじゃ、と思いつつ、何事もなかったかのように走行。思いたったときに何回も試したが、入らず。途中で止まってもう一回入れてみると、アッサリ入った。壊れたんではなく、一時的に何かが噛み混んでいた、ってことか。……。ミッション内の鉄粉か何かか?そーいえば、ミッションオイルを交換してだいぶ経っているように思う。何年前か忘れるぐらいだ。バックギアにはシンクロは付いてないから、削れて鉄粉出まくりだし、その説が有力だろう。どーせシフトチェンジの時は回転合わせてるし、シンクロに頼ってないからと、ミッションオイルのことを全然気にしてなかったが、そーはいかん、と言うことか。
さらに、クラッチを踏んだ足下から、普段のグウグウてな音とは違う、キュウキュウと言った、フルードが噛んでいるような音がしているのに気付く。シリンダが動くときに水っぽい音がしてる、と言うことは、シリンダの可動部にフルードが回っている、ってことだろーか。マスターシリンダーは交換じゃなくてO/Hにしたのが裏目に出たのか?一回、原因究明をしなければならん。クラッチが戻ってこなくなったり、切れなくなったりしたらシャレにならんし。