なぜ日本テリアを選んだか
について書く。私自身、犬を飼う気はこれっぽっちもなかった。ただ、かみさんは飼う気満々だった。実際に飼うとなると、自分に無関係ではないので、私も本気で選んだ。一番最初のかみさんの候補は、ミニチュアシュナウザーだったと記憶している。自分の考えたポイントは、以下。
- 小型犬(大型は何かと大変そうなので)
- それほど気性が荒くない、あまり無駄に吠えない(集合住宅なので)
- 聡明である
- においが少ない
- 抜け毛がひどくない
- 耳が立っている(垂れた耳は汚れが大変そうなので)
- 飼いやすい、しつけがしやすい(私は初めての犬なので)
日本的な性格が好みだが、日本の犬は抜け毛がすごいイメージがあった。犬種図鑑みたいなサイトを片っ端から調査し、候補に上がったのは、狆、日本テリア、だった。今考えると、他にも候補にできそうな犬種は居ると思うが、なぜこの2種類になったかは覚えていない。マイナー路線好みが出たか、調べが足りなかったから、だと思う。
その後、かみさんの好みと調整した結果、日本テリアで行くことにした。外見の好みの問題だったと記憶している。私の希望、その理由も納得してくれた。数の少なさは、探してから気にすることにした。その後、わが家の日本テリアは、北海道から空輸されてくるが、その辺はかみさんのブログ参照。
実際に、日本テリア、そしてヨークシャーテリアと生活し、自分の最初の考えは勘違いだったと気づくこともあった。
- 想像とは違っていた部分
- 抜け毛
毛が短い犬種ならば避けられない、と思う。すごく短ければ気にならないこともあるらしい。が、固まりで抜ける一般的な日本犬よりは遥かにマシだと思うが、正確な比較はできない。
- におい
洗う間隔次第で出てくるものは出てくる。まったくケアしなくてよい、というわけではない。が、リリーよりポチの方がにおいは圧倒的に少ない。
- 耳
日本テリア程度の長さならば、垂れていようと立っていようとそれほど関係なさそう。垂れているから汚れやすい、というふうには見えない。実際、ポチは立ち耳ではないが、そのせいで汚れているわけではなさそう。しかし、リリーはまったく問題ないのに、ポチはたまに汚れがたまるのは事実。耳のせいか、それとも、頭を振る激しさの違いかは、よくわからん。そういえば、最近、ポチの耳も汚れなくなってきたなあ。
- 聡明さ
期待以上、というより、体の小ささの割に、人間の言葉をかなりたくさん理解しているっぽく、接していて驚かされることが多々ある。理解していて言うことを聞かない、ということもよくあるが。しかっても意味をわかってくれないリリーとは大違い。ただし、他の犬種のことを知らない私には、他との比較はできない。
- しつけ
日本テリアの場合、言うことは理解できているので、しつけができるかは、言うことに従ってくれるようにできるかどうか、だと思う。自我を持っていて、ボスの言うことがすべて、にはならず、そこがしつけにくいと思う人もいるだろうが、人間ならそれが普通だろ、と考えている。まあ、そこが好きなんだ。
この辺の反省は、次回の選択に活かしたいと思うが、今回の選択に後悔はしていない。むしろ、日本テリアを選んでよかったと心から思っており、このまま日本テリア以外、選べなくなりそうな予感もある。